母との時間

週末は用事がない限り、母を我が家に迎え一緒に過ごす。

子どもたちが私の手を離れつつあり、
時間も気持ちも余裕ができるようになり、
ゆっくりとした時間を過ごすことができるようになった。

買い物やご飯を食べに行ったり、一緒に洗濯物を畳んだり・・・。
庭掃除をしながら、落ち葉を拾い、
「これがお金やったらええのにね。」
と、判子で押したように同じことを言う母の話に、つい笑ってしまう。

忙しいを口実に用事をお願いするばかりで、何の親孝行もできていなかった。

こんな何気ない時間の中で、
幼い頃の甘えた気持ちを心地よく思い出しながら、
この時間が親孝行になっているのかなと思いつつ、
親のありがたみを感じている。